足の太陰脾経
(倉廩の官)

体表を巡る経は赤線で、体内を巡る線は水色
この経も胃経と同じく倉廩の官とよばれ、
胃と密接な関係を持っています。
すい臓による胃腸に対する消化液や血中に出す内分泌液の働き、それと脾臓による血球の整理、リンパ球の分化・増殖による人体の免疫システムの強化など、つまり血球のスムーズな増減にも関係が深いということです。
脾に変調をきたすと、あまり食べていないのに腹が張ったり、皮下出血が多くなるなどの傾向が出ます。
 特に脾胃は後天の気の中心とされ、養生によって大いに改善されます。
脾経
  膵臓の症状
下痢や便秘がよくおこる・舌がこわばる
胃のあたりが重苦しく、ゲップがでる等

身体がだるい・不眠がち等

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