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④14経の図からわかること
 14枚の図から見て、体内深くめぐる水色の線は、胸・腹部、頭部にあって体表をめぐる赤線は6臓6腑とも必ず手と足を流れている。
それと督脈は手の小腸経に、任脈は手の肺経にそれぞれ反応が出るツボを持っている。
つまり内臓の変調は必ず手・足、特に手は肘より下、足は膝から下に重要な反応点・治療点としてのツボに多く表れるようになっている。

内臓・頭部に変化が起こった時、直ちにその部分に変調をきたすと生命に関わることも起こりうるので、生命生存の法則より、なるだけ体幹部より遠い手足の末端部に変調を起こさせているという考えもあり、その場所がツボといわれている所以ともいえるのである。

 以上より、逆に手足のツボを鍼灸等によって刺激することによって自律神経などの調整を行い、内臓の病変を改善できるということです

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