足の陽明胃経(倉廩の官)

倉廩とは、穀物を貯蔵する倉庫のこと


体表を巡る経は赤線で、体内を巡る線は水色


 この経は倉廩の官といわれるように、 胃中に食物が入ることによって働きがある器官であり、具体的には食物を消化して 次の小腸に送る役目をしている。
古来より足三里は保健長寿のツボといわれているが、その訳は、胃は主に副交感神経支配にあるために、食物を適度に摂ると、身体全体の血管が拡張されてリラックス状態になり、なおかつ胃の周りのリンパ球も活性化されて抵抗力も増強されるためである。
 また感情面では、
憂いを持つと胃が不調となり
、 胃が不調になると憂いを感じやすくなる。
甘いものは胃によいが、摂り過ぎると胃によくない。
胃に負担をかけ過ぎていると、足の第2・3指の裏が硬くなる。
胃経
胃の症状
胃の不調・前頭部から後頭部にかけての痛み
鼻づまり・口縁のただれ・喉の腫れ、痛み,
アレルギー体質ぎみ等

アイウエオ・カキクケコ
・ワヰウヱヲの発音がはっきりしない。

いもの、あっさりしたものを好む

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