脳外革命(月の要のお灸療法)
[子供でも気持ちがいいと喜ぶ、簡単なお灸を使って]
なんとなく体調が悪い。もっと健康になりたい。若々しくいたい。
慢性病、難病でお困りの方、肌が荒れて困るというような方!!
このような症状はどうして起こってくるかを漢方的に説明してみましょう。
 漢方ではこういった症状は、気血の流れが悪い為に起こるといっています。
気血の流れが悪い為に、脳に十分な栄養が行き渡らずに、脳が指示する力が弱まり、
人が持つ 自然治癒力等の有効な働きも弱まるのです。
そこで、六臓六腑という脳外の力を借りることにより脳内革命を成功させましょう。
まず、脳外革命ありき!!なのです。
たいがいの病気も、六臓六腑の変調により起こると考えられます。
だから、あらゆる症状を軽減させたり、完治させる為には、『いそがばまわれ』
という訳で、脳に十分な栄養を与える為に気血の流れの悪い根本的な部分を
治す治療をする、これすなはち太極療法という方法をとるのです。

 例えば、慢性的でひどい偏頭痛の方について考えます。
こういった場合、普通、頭の中に異常があるのではないかと心配します。
しかし、検査結果では異常がない。原因がわからない、だが痛い。不安になります。
この場合、漢方では、べつに、肝臓・胆嚢が悪いわけではないのですが、
これは肝・胆の経絡の滞りによるものと説明します。
だから、頭が痛いのに足の太衝や、臨泣という肝経・胆経ツボに鍼をすると、
鬱血していた血が流れ出、痛みがスーッと引くという現象も起こるのです。
そこで、家庭でできる、根本的部分といえるお灸のツボについて説明しましょう。
腰という字をよく見てください。
月の要(かなめ)・・・ まさしく腰は内臓の大切なところ、六臓六腑の押さえどころなのです。


図1は腰の背面の図です。  Aのあたりには、大腸兪(だいちょうゆ)というツボがあり、大腸を調えると同時に、表裏の関係にある腎臓、副腎、膀胱、骨髄をも調えます。
Bのあたりには、小腸兪(しょうちょうゆ)というツボがあり、小腸を調えると同時に、心臓をも調えます。 小腸が正常化すると、バランスのとれた栄養物がリンパ管を通って心臓に向かい、心臓に十分なエネルギーを与えるのです。
Cのあたりには、次りょうというツボがあり、これは、腰と下肢を、つまり下半身をしっかりさせるツボです。
この、A・B・Cのツボにお灸をすることにより、
人の持つ自然治癒力を強化することができます。 A.B.Cの場所があいまいなのは、個人によって骨の形や、体型も違うし又その時の
体調や状態によりツボの場所は微妙に違ってくるし絶えず移動するものだからです
身体が正常化するにつれてツボの移動も少なくなるものです。ツボは正確にとらねば、
効果は半減しますので、鍼灸師にツボをとってもらうのが一番でしょう。
>それも、月一回位で十分であり、同時に体調の変化も詳しく調べることができます。
お灸の期間は、少し体調の悪い位の方では、三か月位、
かなり長い期間悩んでいる方でも一年くらいをめどと考えてください。
体調は見違えるほどよくなるはずです。
この部分は、背中のため、お灸をしてくれる人がいない方は、誰か捜してでも
お互いにしあうだけのかいはあります。どうしてもいない方は、その人にあった
別なツボにするやり方もありますのでお問い合わせください。

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