リストラにならないツボ
他人のために働くことでしょう。
あなたの働きに対して、ありがたいと思う人が増えれば、『朱に交われば赤くなる』とも言われるように、今まであなたのことを注目していなかった人にも注目されるようになり、結果的に有用な人と認められてくるはずです。
しかし、現実は厳しいもので、認められなかったり、利用されたり、はたまた悪用されたりということも多々あります。
ところが漢方では、ものの源はすべて、『陰と陽より成り立つ』と考えられています
。 どういうことかといいますと、自分に対してマイナスに作用するものはいずれプラスに作用することは間違いがないし、すでにマイナスの中にもプラスが内在しているということです。
自分の努力を他人に放出していけば、反作用としてすばらしいものが他より自分に入ってくるということです。
たとえ今の会社でリストラされても、あなたが他人の為に一生懸命働いていたら認めてくれる人はきっといるものです。結果的には今よりよい会社にスカウトされるというのが、ものの道理ですから、真の意味でのリストラはなくなるという訳です。
しかし、ここまでの人になるのはなかなか難しいことではあります。
もしもの時の為に、悲観的になるばかりでなく、こういう考えを心の隅に持つことは必要だと思いますし、できることならこういう立場でいたいものです。
他人を思いやる気持ちはどこから生じてくるのでしょうか。
まず、自分の心が満たされていなければなりません。
次に行動に起こす前に、自分がされる立場に立ってどう思うかを考えることも必要です。
自分がされて嫌な事は、他人にとっても嫌なことが多いからです。
ですから、今まで嫌な思いばかりしてきた損な人間だと思ってる人は、それだけ、人の気持ちを思いやれる可能性を持つという人生の宝箱に早く気づき、マイナスをプラスに転じる志をもちましょう。
漢方では、『精神と志は腎に宿る』とされ、又『神つまり正しい考えは心に宿る』といわれます。

以上のことから腎経の『照海』、心経の『労宮』の左右4つのツボを指圧するように心がけ、
今以上に他人を思いやる気持ちを増幅させ、結果的にリストラにならないようにしましょう。
573-0071 枚方市茄子作3-2-3

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