鼻の頭が赤い人のツボ

漢方的にいいますと、鼻の頭が赤くなるのは胃の変調の現れです。
大酒のみや大食いで、肝臓に負担をかけ肝臓に血液が多く集まるため胃が少し虚血状態になり、胃の症状として鼻の頭が赤くなるのです。
こういう方の場合、いくら飲んだり食べたりしても平気だということが多いようです。
 センサーが感知しにくくなっているようです。
体自体が目立ちやすいよう鼻を赤くしてどうにかしてくれ!!と叫んでる状態です。しかし、その意味がわからなくてはどうしようもありません。
 単に、鼻の赤みをどうこうしようと考えても無理です。
まず、内臓の調子つまり、胃や肝臓の調子を整えることが大切です。
  この場合、適切なツボは 心包経内関 / 胃経足三里 / 脾系地機 です。  全身的な的確な鍼灸治療をおこなえば、より効果的ですが、
とりあえず、このあたりに、指圧やお灸を続けてみてください。
自然と、酒量や食事の量があなたにとって、適量になってくるものです。
そうすると、胃や肝臓の負担が軽減され、正常になってくると鼻の頭の赤みも取れてきます。
これに加えて食養生としましては豆類を食べることを心がけて胃を養うことが大切です。
今まで、いくらお酒を飲んでもどーもなくうわばみみたいな鼻の赤い女性が、こういった鍼灸治療をおこなうことで、お酒があまり飲めなくなり、鼻の赤みも取れお酒代も減ったし、体調もよくなったと大喜びです。

自分で改善できない場合は福本鍼灸院の鍼灸治療をお試しください 

鍼灸の適応症(WHO認定)

WHO認定の多くの適応症に、鍼灸治療は効果を発揮します。

鍼灸治療について
鍼灸の治療法は鍼灸師個人個人によって違うようです。
先日、いらしゃった患者さんは、
「鍼は怖いからお灸だけしてください。」とおっしゃいます。
以前,鍼治療を受けたときに、気分が悪くなりこりごりだそうです。
これは、気が上るという状態で、肩こりなどのとき、痛いところや凝ったところに、むやみに鍼治療をおこなうとその部分に血液が集まり、他の臓気が少し虚血状態に陥り気分が悪くなるものです。
確かに、痛いところに鍼治療をおこなえばその部分の修復作用で他の治療より痛みが取れたりします。
普通は、こういった治療でも気分が悪くなることはあまりないんですが、
時々、もうこりごり、鍼灸は怖い!という困った状態にする鍼灸師もいるようです。
しかし、これで、鍼灸治療がすべてだとは思わないでください。
鍼灸師によって、ずいぶん個人差があります。
実際、先日の肩こりがひどいという患者さんも、
お灸治療をするときに、
身体の状態を診ながら、このツボが痛いでしょう!
鍼治療をしたら改善が早いんですがね、、、
と、手足の関連のあるツボを示しながら、ツボの効能などをお話していると、
「それでは、鍼治療もお願いします。」ということになりました。
FUKUMOTOメソッドを使用した、鍼灸治療を早速おこないました。
肩こりといっても肩には鍼治療はおこないません。
経絡の流れに沿った手足のツボが中心です。
以前とは全然違ったそうです。
肩がスーッと軽くなり、目もすっきりし、、、痛くも怖くともない!
次回いらしゃった時は、
「便秘もよくなったし身体が軽くなり調子がよかった!がん予防のためにも通院します。」
と、おっしゃっていただきました。
鍼灸治療は診断即治療といわれるように、身体の状態を診て、その悪いところを改善できる治療です。
どういった状態でも、今の状態よりは何らかの改善がみられるものです。
せっかく、自分の持ってる力で改善できる鍼灸治療というよい日本古来の医療がありながら
その良さが知られていないのは残念です。
少しづつでも、鍼灸治療の効果のすばらしさをお伝えできれば幸いです