鍼灸の適応症(WHO認定)

WHO認定の多くの適応症に、鍼灸治療は効果を発揮します。

鍼灸治療について
鍼灸の治療法は鍼灸師個人個人によって違うようです。
先日、いらしゃった患者さんは、
「鍼は怖いからお灸だけしてください。」とおっしゃいます。
以前,鍼治療を受けたときに、気分が悪くなりこりごりだそうです。
これは、気が上るという状態で、肩こりなどのとき、痛いところや凝ったところに、むやみに鍼治療をおこなうとその部分に血液が集まり、他の臓気が少し虚血状態に陥り気分が悪くなるものです。
確かに、痛いところに鍼治療をおこなえばその部分の修復作用で他の治療より痛みが取れたりします。
普通は、こういった治療でも気分が悪くなることはあまりないんですが、
時々、もうこりごり、鍼灸は怖い!という困った状態にする鍼灸師もいるようです。
しかし、これで、鍼灸治療がすべてだとは思わないでください。
鍼灸師によって、ずいぶん個人差があります。
実際、先日の肩こりがひどいという患者さんも、
お灸治療をするときに、
身体の状態を診ながら、このツボが痛いでしょう!
鍼治療をしたら改善が早いんですがね、、、
と、手足の関連のあるツボを示しながら、ツボの効能などをお話していると、
「それでは、鍼治療もお願いします。」ということになりました。
FUKUMOTOメソッドを使用した、鍼灸治療を早速おこないました。
肩こりといっても肩には鍼治療はおこないません。
経絡の流れに沿った手足のツボが中心です。
以前とは全然違ったそうです。
肩がスーッと軽くなり、目もすっきりし、、、痛くも怖くともない!
次回いらしゃった時は、
「便秘もよくなったし身体が軽くなり調子がよかった!がん予防のためにも通院します。」
と、おっしゃっていただきました。
鍼灸治療は診断即治療といわれるように、身体の状態を診て、その悪いところを改善できる治療です。
どういった状態でも、今の状態よりは何らかの改善がみられるものです。
せっかく、自分の持ってる力で改善できる鍼灸治療というよい日本古来の医療がありながら
その良さが知られていないのは残念です。
少しづつでも、鍼灸治療の効果のすばらしさをお伝えできれば幸いです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です