足の少陰腎経
(作強の官)

人体の生命活動の源

体表を巡る経は赤線で、体内を巡る線は水色
 この経は作強の官といわれるように、
よく働く所と位置づけされている面がある。
なによりも腎は先天の気とされて、遺伝的、体質的なところとされている。
腎臓本体は、血液中の不要物を濾す重要な働きを持っているが、漢方では副腎を特に重視しておりここより分泌されるホルモンは骨髓における血球の元となる、白血球の生成に深く関わっており、ひいては身体全体の免疫力をも左右するものとなっている。
 また腎は髪や耳、喉とも深い関係がある。

 恐れの感情を持つと腎をいためるし、塩辛いものは適度に取ると腎によいし、摂り過ぎると腎をいためる。
腎経


腎臓・副腎の症状
顔が黒ずむ・食欲がない・
身体が疲れやすい。
特に、冬に体調が悪い・喉が腫れる
腰に痛みがでやすい・
下半身がだるい・手足が冷える

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