色覚異常に対する考え方
人間の体の変調や、いわゆる病気というものについて日々の鍼灸治療の臨床を通して、感じることはすべて漢方で言うところの先天の気、つまり体質(遺伝性)が深く関与しているということです。
例を挙げると、多くのアレルギー性のものや、糖尿病等に代表される成人病についても、現在においては、治療によって改善、もしくは正常になっていることを考えると、遺伝性だから治らないという事はない、と考えるほうがよいのではないでしょうか。
ただ遺伝子レベルの問題として考えるならば、その人の形質は一定の法則によって伝わっていくので、その症状が発現した場合に治療していけばよいのではないでしょうか。

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