⑪リンとカルシウムについて
リンはカルシウムの次に多いミネラル分で、人体のあらゆる組織にあって、細胞の成長などに関係しているが、リンの80%くらいはカルシウムと結合してリン酸カルシウムの形でマグネシウムなどと共に骨や歯の主成分となっています。
このようにリンはカルシウムと関係が深く、リンが多すぎると組織にカルシウム沈着が起こりやすくなり、副甲状腺が活性化します。
また、リンは乳製品・魚・肉・大豆に多く含まれるが、カルシウムも同時に含む乳製品がよいとされています。
リンは、清涼飲料や加工食品の酸味としても多く使用されています。腎機能が20%以下になった時には、リンの摂取は制限が必要となってきます。

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