⑱水と腎臓
 人体は水によって成立しているといってもよいくらい重要なものであるが、水の飲みすぎは危険でもあります。
 水の重要な性質の一つに、物を冷やすという事があります。
特に腎臓の性質について、この臓器は冷えを嫌い、温かい状態でよく機能を発揮します。
人間が屋外で動作をする際、多くの場合自然と太陽に背を向けることが多いのですが、これが丁度臍の後ろにある腎臓を温める事につながります。
血液をサラサラにする為にと飲みたくない水を飲み続けていると、水の作用で体全体が冷えて不眠とか体の痛み、のみならず心の痛みも起こってきます。
特に重要なのが、体内に水が多すぎると腎臓機能が低下するという事です。

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