知人が先日病院に行き、『自己臭ノイローゼ』と診断されました。しかも重症みたいです。
自分が臭いように思えて、電車やバスにも乗れず、臭いが気になって落ち着かないみたいです。
自分がノイローゼと言う事を受け入れられず、皆がおかしいとか、気を使って言わないだけだと言います。
最近は、臭い臭くないの話ばかりでこちらも困っています。
医者は開き直る方法を考えると言っていたみたいですが、何でも良いですからアドバイスをお願いします。
『自己臭ノイローゼ』についての考察
漢方では、身体の症状のすべては五臓六腑の変調より生じるといいます。
一般に、体臭というものは大腸粘膜における腸内細菌の変調により、
大便として排泄されるべき物質の一部が、大腸粘膜より体内に吸収される
ために起こることも一因とされています。
漢方では、一般に、大腸に影響を与える内蔵は胃となっています。
だから、胃を正常化することが第一です。
また、胃の不調が長く続いたりすると、精神的にものを思いつめるような傾向が出てきて、視野も狭くなってきます。
つまり内臓の不調は、精神構造にまで変化を与えるのです。
以上より、体臭ノイローゼの改善のツボとして
手のツボ:曲池(大腸経)・
左の内関(胃)・右の内関(神経症)
足のツボ:
足三里・三陰交(身体を温める)
背中のツボ:
大腸兪・胃兪・腎兪
が有効です。
以上のツボをお灸するなり、指圧するツボのもみ方参照
なりして胃や肝臓の調子を整えてください。
1時間づつ位ぐるぐる場所を変えて、使い捨てカイロで温めるカイロ療法の場所としては、みぞおちとへその中央に位置する「中かん」
とその真後ろの腰部が有効です。
説得療法も有効ですが、身体を正常化することが最も大切です。
573-0071 枚方市茄子作3-2-3
電話する
質問・予約メール
メニューへ戻る